難聴がもたらす影響のうち一番大きいのは、何と言っても、周囲とのコミュニケーションでしょう。
難聴が進行するとともに、何度も聞き返したりすることで会話がうまくいかなくなります。コミュニケーションがギクシャクすると、本人がイライラするだけでなく、周囲も多大なストレスを抱えることになります。結果的に会話量が減ってしまいます。
その結果、家族の中や社会的に孤立してしまったり、認知症の発症リスクが高まったりします。
ですので、なるべく会話をするように心がけてください。
●なるべく会話する:どうしてもおっくうになってしまうかもしれませんが、会話をすることを諦めないでください。音を聞き続けること、意味を理解し続けることが、脳の活性化にとても大切です。
●聞き取りやすく話すコツを身につける:「難聴の家族としゃべる時のコツは」の項目で、お互いが楽に会話するためのコツをあげていますので、ぜひ参考にしてください。
●なるべく会話に集中できる環境を整える:例えば食卓で話をするときは、難聴者が他の人の口元をしっかり見ることができる位置に座るようにします。壁側に座ることで、さらに聞き取りやすくなるでしょう。家族と会話をしている時に、音楽が流れていたりテレビがついていたりすると、聞き取るのが難しくなります。
●なるべく早く耳鼻咽喉科を受診する:難聴には様々な種類があります。中には早期治療が必要なものや、耳掃除だけで改善するものも。専門の医師に診断してもらい、適切な対処をしてください。


